草木染とは?

天然の植物などを染料として染める方法を「草木染」と呼びます。

また、昆虫から得られるコチニールや貝紫色(かいむらさきいろ)のような植物由来の染料でなくとも天然染料で

染めることも含めて草木染めという。

すべての植物が、染料になるとかぎりませんが、四季のある日本では多くの植物が育ち、古来から染色・染織の

文化が発達したと考えられてます。

いつも目にする植物(よもぎ たんぽぽ からすのえんどう どくだみ はるじおんなどなど・・・)

また身近なキッチン染め。玉ねぎの皮・小豆・黒豆の煮汁や、紅茶や緑茶も染料になります。

様々な自然の色を楽しんでみましょう

媒染とは?

草木染めは、植物などから色素を抽出(煮出したり、アルカリ抽出したり、酢酸で抽出したり)

し、動物性繊維や植物繊維に染めいきます。

繊維に定着させることはそのままでは上手く定着しません。

そのため、繊維に色素を結びつけるために媒染という工程します。

媒染は主に、金属を使用します。

昔は、灰汁(アルミ含む)や、土(鉄含む)を媒染として利用しました。

媒染剤を使用しない無媒染もありますが色止め効果や発色効果がないので退色しやすいとう欠点

があります。

媒染剤の種類や濃度や染液時間で色の出方は変わります。

媒染剤の主な種類として

 ・アルミ媒染剤(酢酸アルミ・焼きみょうばん)

 ・銅媒染剤(酢酸銅)

 ・鉄媒染剤(木酢酸鉄)

 ・チタン媒染


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