くちなし 草木染 色見本 植物 材料


梔子色(くちなしいろ、支子色)は、日本の伝統色の1つ。別名は「謂はぬ色」。

アカネ科の低木である、クチナシの果実に由来する染料で染め出す。

支子の実は「山梔子 さんしし」ともいい、古くから染料や薬料として用いられてきました。

現在でも、キントンを作るときにさつま芋の色づけに使われたりします。

仕上がりは赤黄色。

クチナシの名前の由来ですが、実が熟しても割れないことから「口無し」となった説や、

「クチナワ=ヘビ」の「ナシ=果実のなる木」、クチナワナシからクチナシに変化したという説もあるようです。

樹高1-3メートルほどで森林の低木として自生するほか、園芸用として栽培されてきました。

花期は6-7月、一個ずつ花を咲かせ、10-11月ごろには赤黄色の果実をつけます。

その実を乾燥させたものを煮出して染めていきます。


左から アルミ 銅 鉄媒染 です

季節の草木染めと色とインスタレーションの世界

四季の草木(よもぎ カラスノエンドウ たんぽぽ セイタカアワダチソウ etc)の自然の色を美しい草木染めでストールなどの作品としてを染め上げます。NHK学園とNHK文化センターにて講座を開設しております。また、美術館、ギャラリーにて様々な草木染を用いたインスタレーション作品を制作しております。 (駒澤菜穂子 染の世界)

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